キリスト教徒ではないのですが、子供の頃から「クリスマス」というものに独特の感情を抱いていました。「小学○年生」、「子供の科学」、「科学」(今から思うと「科学」と「学習」、学校内で訪問販売して、ほとんどの生徒が買ってたけど、あれ、ダメだったん…
台北の旧正月前の「年貨大街」のにぎわいをお裾分け。もともと人ごみは苦手で土日のデパートなどは出来る限り避けているのですが、年に一度の「年貨大街」だけは別。ここに出かけて台湾の旧正月前のうきうきした気分を味わいます。 手元の辞書で「年貨」を引…
Twitterを始めてから、ブログの更新頻度が確実に落ちていました。多分、自然とブログの果たす役割とTwitterの果たす役割とは、別れて来るのでしょうが、まだそれが見えない、というのが正直なところです。 胡蝶書坊、次回の更新は今週末を予定。漢聲雑誌をご…
胡蝶書坊で販売している本はどこでも買える。インターネットがこれだけ発達して、アメリカ、イギリスはもちろん、ドイツ語圏、北欧諸国、チェコ、など海外主要国の古書の情報は多少の外国語の煩わしさをいとわないならば、誰でも入手できる。その煩わしい外…
ドイツのInselという出版社が刊行しているInsel Büchereiというポケットサイズ(12x18cm)のシリーズがあります。かなり歴史のあるシリーズのようで、今も継続して刊行されており、装飾的な厚紙の表紙が愛らしいのですが、このシリーズが戦前、1930年代に何冊…
午後より漢聲雑誌へ。版元の人から「仕入れなくても、画像データとかあげるから、それを使ってサイトで紹介して、注文があったら仕入れるようにすれば?一冊一冊安くないんだから。ここをあなたの倉庫と思っていいから。」と言われ、ありがたく、うれしく、…
本日(2010年1月20日)より地元(台湾)で仕入れている商品の日本円販売価格を調整しました。 具体的には胡蝶書坊サイトの 「台湾を知る為の本」 「中国の美しい本」 「漢聲雑誌」 の三つのカテゴリーでご紹介している商品です。 今までは仕入れた時に決定し…
台北は本日、うららかな快晴です。植物から「気」をもらいに植物園へ・・・冬の名残のフウの紅葉と梅の開花、そしてカキツバタ、と日本の本州的感覚からすると冬から初夏までの風物がいっしょくたになったような光景でした。ゴシキドリが樹のウロから出て来…
突如として五目豆が食べたくなり、首藤夏世さんの「ああうまかった、うしまけた」を取り出し、買い置きしてあった大豆を洗い、煮立てた汁につけておく。明日の朝、煮始めることができるように。汁を煮ている時、急に母方の祖母の大阪は桃谷の家の台所で嗅い…
台北は快晴、今日は水曜日、「水」の日です。 昨夜から読み始めた「したくないことはしない 植草甚一の青春」(新潮社)を読み終えてしまうのが惜しいような気持ちで読了。装幀も平野甲賀さんでとても洒落ている。文章もスピード感を保ちつつ優しく、「物」…
今朝のラジオのニュース。台湾で越冬するクロツラヘラサギ(中国語では「黒面琵鷺」と言います。)の数が過去最高の1185羽になった由。昨年より100羽ほど増えたことになるそうだ。果たして世界的に増えていて、台湾での数も増えているのか、それとも世界的に…
びびって開けたら(お役所苦手なもので)・・・外国人向けの24時間無料の電話サービスの案内でした。英語、日本語でもサービスが受けられる。知らなかった・・・こんなことしてくれてたなんて。様々なトラブルにも対応してくれているそうです。おー!!台北…
子供の頃、よくキノコが生えてたなあ、とふと変なことに気づく。でも、多分、これは自然環境破壊云々ではなくて、子供の目は地面に近いので、よく気づいたのだ、と思う。今も、「キノコ」という言葉を聞くと、子供の頃住んでいた西宮の隣のアパートの敷地の…
ベルギーの古本屋さんに、注文した本をいつ出荷してくれるか訪ねたら、この二日間、大雪で郵便局に行けなかったんだ、ゴメン、明日出すよ、との返事。疑う訳ではなく、どんな天気なんだろう、と気象庁の「ヨーロッパの天気」を見ると、ブリュッセルは雪。そ…
水曜日は「水」の日、と自分で決めて、一週間に一度、仕事に関わらない時間をしっかり作ることにした。烏來まで温泉につかりに行くか、プールか、少々迷いつつ午後よりプールに。今日のように冷え込んだ日はプールも空いていて、コースを独り占めできるのだ…
元旦は多分仕事はひま(本当にそうだった・・・涙)と見込んで午後より相棒とその友人ふたりの合計四人で宜蘭(イーラン)までドライブ。特に細かく予定を立てずに、気ままに「観光地」を訪れ、「名物」をわざわざ並んで食べ、それが楽しかった。 「名物」に…
昨日は水曜日、「水」のつく日に、今年の泳ぎ納めをして、そして今朝、郵便局、銀行と今年最後の荷物の出荷手配と支払いを済ませると、気持ちがホッとゆるんだ。今日は日本で働いている友人が台湾に戻って来ているので、夕方、相棒も交えいっしょに食事をす…
皆様のおかげで、今年もなんとか年を越すことができそうです。まだ二足目のわらじを脱ぐことは当分できそうになく、それを脱ぐことができない限りは「プロ」とは言えないのだ、ということを肝に銘じて、新たな一年を大切に刻んで行きたい、と思います。 「邪…
始めることにしました。ブログでは日々雑感や台北の折々の様子などもご紹介しておりますが、Twitterは多分、商品情報中心になる見込み。いろいろやってみることにします。 URLはこちら:http://twitter.com/kochoshobo かつてはメールニュースを構想していた…
今朝の淡水(タンシュイ)の最低気温は7度でした。一桁になるのはこの冬初めてではないかな。今日は何か机に向かっていてもダメな気がしてズンズン外を歩く。バスで包装資材を買いに行き、帰りは歩く。防水クラフト紙は文房具屋さんに。ここも行きはバスで、…
朝、7時に出て、近くの市場へ向かう。早過ぎたのかまだ品物を並べ切れていないところもある。空はどんより曇り、冷え冷えとして、あたりはまだ暗い。太平洋側で育った僕には毎日がこういう天気であると結構こたえる。明日の晩飯の野菜だけを先に買い、肉は明…
10時まで床に。今日はのんびり過ごすことにした。肩の力を抜いてみる。最近、ささいな動作にも力が入ってしまっているのを感じる。昼少し前に外出。雲が低く垂れ込み、小雨。すっかり冷え込んで息を吐くと白い。それがうれしくて、ふっ、ふっと何度も吐いて…
昨日はグレゴリ青山さんの「田舎暮らしはじめました〜うちの家賃は5千円〜」が入りました、の知らせを受け、ショッピングセンターの中の紀伊國屋書店に取りに行く。自分が良いと思うこと、そうじゃないのではないかと思うことを、この人はユーモアたっぷり…
がいつのまにか始まっていました。温帯の国々の紅葉ほど鮮やかではありませんが、真っ青な空に映える色づいた葉はなにやら懐かしい。なんだか日本にいるようなそんな暗示を自分にかけて歩いていると、やはり台北は京都に似ています。この角を曲がると、ほら…
おととい12月7日(月)は24節気の「大雪」、そして初雪のたより。昨日の新聞を今頃開いて気づく。 台湾には3000m以上の山が260座あまり、最高峰は富士山よりも高い玉山、3952m。ちなみに第二高峰もまだ富士山よりも高くて、雪山、3886m。 昨日の新聞が報じて…
という写真家の名前をほんの2年半前まで僕は知らなかった。今ではさも前から知っていたような顔をして人前でその名前を口に出しているけれど、こと写真に関しては「オマエ、もぐりか?」と言われてもしかたないほど何も知らなかった、と思う。 そのロバート…
ゴミを出した後、路地からTaipai101を見上げる。今年も大晦日、新年カウントダウンの花火が打ち上げられる。昔はこういう行事にそっぽを向いていたけれど、今年も人ごみにまぎれて、空を見上げようと思う。 Taipei101はとっくに世界一の高さの建築物ではなく…
今日は2軒の八百屋さんで野菜を買うと、2軒とも葱をすこしずつおまけにくれた。夏の台風による水害で一時葱も随分高くなっていたのだが、ようやく被災した農地も落ち着いて来たのかも知れない。 なじみの八百屋さん、多分、お母さんと息子さん。ニコニコし…
漢聲巷からの帰り、いつもと違った道を歩く。台湾鉄道局の敷地(この中に確か日本植民地時代に建てられた社員用の大きな浴室の跡が残っているはず。天井の高いゆったりとした浴室。)、それにつづく公売局(日本のかつての専売公社に相当)のタバコ工場跡の…
今日は久しぶりに漢聲巷(漢聲雑誌の店舗)に立ち寄る。ウーロン茶に乾燥させたギンモクセイの花(中国語では「桂花」)で香りをつけたものをいただきながら、お店のZさんと話しをする。Zさんの小学生の娘さんが、今日は学校が午前中で終わったそうで、お店…