2009-03-01から1ヶ月間の記事一覧

ひさしぶりに病院へ

朝、気持ちよく一日を始めようと朝市へ向かう。 春の野菜の緑がやわらかい。 アスパラガス、スナップえんどう、大蒜、などを買って、九層塔を買おうとすると「それはあげるよ」をタダでひとつかみをもらった。 ありがとう、おばちゃん。 九層塔はバジルの代…

植民地時代、日本語で作品を発表した台湾人作家

日本の植民地であった時代、日本語で文章を書かざるを得ない台湾人作家がいました。 そして戦後、大陸からの国民党政権が台湾を掌握することにより、日本語で書くことを断念せざるをえず、筆を折らなければならなかった・・・ 今、龍瑛宗(1911年-1999年)と…

久しぶりの腰痛の春の夜

午後、急に腰痛。 ここしばらく、ごぶさたしていた。 実は10年以上の腰痛持ちです。でも、久しぶりに腰痛や風邪で寝込むと、なんとなくしおらしくなれる。 子供の頃の感覚が蘇って来るような気もする。 諦めてベッドに横になり、しばらく本を読む。「よしも…

本の宣伝を巧妙に(?)兼ねた食事処のご紹介

25日(水)に更新予定の漢聲雑誌。 ご紹介する予定の本の中に、漢聲叢書というシリーズの中の一冊「中国米食」という本があります。 中国伝統の米料理を200余種、カラー写真で紹介したロングセラー。 絶版になってしまったものの残部を分けてもらったもので…

春の夜に・・・

きのう偉そうにオーストラリアの本屋さんのことを書いていたら、今日、僕自身がお客様に口座番号を間違えてお伝えしてしまいました。本当に申し訳ございません。さて、浅生ハルミン女史の「猫座の女の生活と意見」には時々一人で部屋で読んでいてもプッと吹…

今日のよかったこと

送付先住所を書きまちがえて、なおかつI'm sorryとは絶対に書かない(これは配送部門のミスで、私のミスではありません。)オーストラリアの本屋さんとのメールでのやりとりにぐったりして昼、少しふて寝。 わたしたちのオーストラリアではそんなことが起こ…

春キャベツとエンドウ豆

金曜日、朝市へ。 ざるに広げられたむいたエンドウ豆があまりにきれいたっだのと、ころりと丸い春キャベツがあまりに旨そうだったので、豆をたっぷり、キャベツは丸ごと買う。 夕方母に電話をして豆ご飯の作り方をおそわる。 昨夜は豆ご飯。それからキャベツ…

昨日、「古本ソムリエ」山本善行さんよりお便りをいただく。 京都黒猫堂の縁で知り合えた方だ。 おまけに僕のサイトをご覧頂いている由、ご自身のブログにリンクして下さっていた。 僕があこがれている古本の世界にほんの少し仲間入りさせていただいたようで…

うれしい発見

大好きなグレゴリ青山女史の漫画「ブンブン堂のグレちゃん」(イースト・プレス)の中に「発見の日」というグレちゃんにとって「うれしい発見が少し多い」一日を描いた回がある。さきほど小腹が減ったのでセブン・イレブンに買い物に出たとき、僕にとっての…

ヘルマン・ヘッセの愛した図鑑は?

何度も何度も繰り返し読んだヘルマン・ヘッセの「クジャクヤママユ」(中学の国語の教科書でたしか「少年の日の想い出」という題名で掲載されていた。)という美しい短編の中で 「ぼくは自分が持っていた古い蝶蛾図鑑の図版でそれ(注:クジャクヤママユとい…

まさかの・・・

休館。今日の午後の楽しみにしていた林安泰邸宅は休館でした。 しかも休館日ではなく、2008年12月から2010年10月までの長い長い休館でした。 台北花卉博覧会に合わせての施工のため、というのが休館の理由です。 その理由がどう休館に結びつくのか、よくわか…

ECHO of Things Chineseの実感を伴った宣伝です。

今、ECHO of Things Chineseの簡単な内容解説を書いています。 記事に目を通していると、なんだか部屋にじっとしているのがもったいない、外に出て、台湾に残る旧跡や行事に無性に触れてみたくなってきました。 ECHOが発行されたのは1970年代。 現在の我々が…

新緑の季節

台北は今、新緑の季節。 去年の夏まで住んでいたところは常緑樹が多く、新緑の美しさに気づきませんでした。 今の住まいは街路樹にフウ(楓、これが日本の「カエデ」と異なることの説明については、牧野富太郎の「植物一日一題」をご覧下さい。たしか筑摩文…

肌寒い春

朝晩は台北でも肌寒く感じるくらいですから、日本はかなり冷え込んでいるのでしょうか。 気温の変化の激しいここ数日、油断をして風邪をひいたようで、発熱していると気づかぬままに、版元にお邪魔したり、荷物の発送をしていたりしたのですが、インボイスを…