今日は「水」の日。

水曜日は「水」の日、と自分で決めて、一週間に一度、仕事に関わらない時間をしっかり作ることにした。烏來まで温泉につかりに行くか、プールか、少々迷いつつ午後よりプールに。今日のように冷え込んだ日はプールも空いていて、コースを独り占めできるのだ。泳いでいる時はひたすら今の折り返しで何メートル泳いだことにになるか、を数えているだけ。頭は空っぽ。それが良いみたいだ。家に風呂が無いので(シャワーのみ)付設のジャグジーにゆったりつかるのも僕には楽しみ、もちろん銭湯の素っ裸の解放感には遠く及ばないのだけど。

頭が一旦空になってから(まあ、いつもほとんど何も入っていないのだが・・・)、物を見たり、机にむかったりすると、昨晩までは結構シリアスに思えていた事柄が、ふと、それほど深刻に考えなくとも何とかなるように思える時がある。一人で仕事をしていると、そういう具合に気持ちがうまく動いてくれるようにすることが、実は大切なのだ、と思う。


でもそういう「効果」は副次的なもので、本当に泳いでいる時間が好きだ。ただそれだけ。


ところで中国語では曜日は月、火、水とはなっていなくて、とってもつまらないのですが、一、二、三で表します。月曜日は禮拜一(リバイイー)、書き言葉では星期一(シンチーイー)。日曜日だけが禮拜天(リバイティエン)あるいは星期天(シンチーティエン)、あるいは星期日(シンチールー)となるのみで、あとはただただ一から六までの数字なんです。なので、台湾の友人は日本のカレンダーに書き込まれた月、火、水・・・を面白がってくれるのでした。


胡蝶書坊、新年はややゆっくり目の商品紹介になります。ご了承のほどを。