ロバート・フランク

という写真家の名前をほんの2年半前まで僕は知らなかった。今ではさも前から知っていたような顔をして人前でその名前を口に出しているけれど、こと写真に関しては「オマエ、もぐりか?」と言われてもしかたないほど何も知らなかった、と思う。
そのロバート・フランクの名前を初めて知ることができたのは、京都、黒猫堂のブログだった。店主の故高橋さんがたしか、開店初日にThe Americansが売れ、「楽々予算達成!!」と実に嬉しそうに書いておられたのだ。その頃僕はThe AmericansもRobert Frankも知らなかった。それで本屋をやろうとしていたのだった・・・
そのロバート・フランクはThe Americansの後、もう二度と同じような写真をとらず(このあたりについてはホンマタカシ氏の「たのしい写真」が楽しく触れています。)今はもっぱらポラロイドをいじっているだけ、という。(でも、フィルム、製造中止になった後、どうしているのだろう?)
そんなロバート・フランクのポラロイド作品、Robert Frank: Seven Storiesが今年の秋、ドイツの出版社Steidlから発売された後、あっという間に品切れになってしまった。ところが数日前、代理店の担当者より、「香港の倉庫に少しあるけど、要りませんか?」という問い合わせ。何か縁を感じて入れてみることにした。
そして今、香港から出庫された、という通知を受信。もうすぐ台北に到着の予定です。無事届きますように・・・・

 ウイキョウの続き。友人に訊いたら、水餃子の餡として豚のひき肉といっしょにウイキョウを細かくきざんで入れると旨いそうです。餃子の皮も市場で売っているので、今度、餃子、初挑戦してみます。

下図は漢聲雑誌「大過虎年」より切り絵(剪紙)の虎・・・明日、もう一度、発売日と価格を版元に確認してみます。