亜熱帯の春が来ました。

台北は本日、うららかな快晴です。植物から「気」をもらいに植物園へ・・・冬の名残のフウの紅葉と梅の開花、そしてカキツバタ、と日本の本州的感覚からすると冬から初夏までの風物がいっしょくたになったような光景でした。ゴシキドリが樹のウロから出て来て、おそらくナワバリの主張のさえずり。緑と赤と青の鮮やかな色のこの鳥も普段は木々の緑にかくれて声はすれども・・・なのですが、今日は堂々と姿をさらし、鳴いているところを肉眼でしっかり見ることができました。植物園で春の陽光を浴びてから、売れ行き調査に市街地のコラボ中のお店へ、そして今戻ったところです。さあ、今から机に向かいます。

フウ(「楓」と書きますが、カエデではありません。)の紅葉


梅の花は冷たい空気の中であの酔いそうな匂いをかぐのがちょうどよく、亜熱帯の春光の中では匂いはいささかきつい感じがします。


カキツバタ。そういえば京都の太田の澤に毎年見に行ってたなあ・・・


 ふと思い出しました。今日は京都黒猫堂の高橋さんの二度目の命日(推定)なのでした。