2010-01-01から1ヶ月間の記事一覧

今朝の思い・・・

胡蝶書坊で販売している本はどこでも買える。インターネットがこれだけ発達して、アメリカ、イギリスはもちろん、ドイツ語圏、北欧諸国、チェコ、など海外主要国の古書の情報は多少の外国語の煩わしさをいとわないならば、誰でも入手できる。その煩わしい外…

小さな本の中に見つけた宝

ドイツのInselという出版社が刊行しているInsel Büchereiというポケットサイズ(12x18cm)のシリーズがあります。かなり歴史のあるシリーズのようで、今も継続して刊行されており、装飾的な厚紙の表紙が愛らしいのですが、このシリーズが戦前、1930年代に何冊…

版元の人のお言葉に甘えて・・・

午後より漢聲雑誌へ。版元の人から「仕入れなくても、画像データとかあげるから、それを使ってサイトで紹介して、注文があったら仕入れるようにすれば?一冊一冊安くないんだから。ここをあなたの倉庫と思っていいから。」と言われ、ありがたく、うれしく、…

地元仕入れの商品の価格を調整しました。

本日(2010年1月20日)より地元(台湾)で仕入れている商品の日本円販売価格を調整しました。 具体的には胡蝶書坊サイトの 「台湾を知る為の本」 「中国の美しい本」 「漢聲雑誌」 の三つのカテゴリーでご紹介している商品です。 今までは仕入れた時に決定し…

亜熱帯の春が来ました。

台北は本日、うららかな快晴です。植物から「気」をもらいに植物園へ・・・冬の名残のフウの紅葉と梅の開花、そしてカキツバタ、と日本の本州的感覚からすると冬から初夏までの風物がいっしょくたになったような光景でした。ゴシキドリが樹のウロから出て来…

鬼は外、には少し早いのですが・・・

突如として五目豆が食べたくなり、首藤夏世さんの「ああうまかった、うしまけた」を取り出し、買い置きしてあった大豆を洗い、煮立てた汁につけておく。明日の朝、煮始めることができるように。汁を煮ている時、急に母方の祖母の大阪は桃谷の家の台所で嗅い…

今日淡水は4.8度まで冷えました。

台北は快晴、今日は水曜日、「水」の日です。 昨夜から読み始めた「したくないことはしない 植草甚一の青春」(新潮社)を読み終えてしまうのが惜しいような気持ちで読了。装幀も平野甲賀さんでとても洒落ている。文章もスピード感を保ちつつ優しく、「物」…

増えたんだね、「黒面琵鷺」

今朝のラジオのニュース。台湾で越冬するクロツラヘラサギ(中国語では「黒面琵鷺」と言います。)の数が過去最高の1185羽になった由。昨年より100羽ほど増えたことになるそうだ。果たして世界的に増えていて、台湾での数も増えているのか、それとも世界的に…

移民署から封筒が・・・

びびって開けたら(お役所苦手なもので)・・・外国人向けの24時間無料の電話サービスの案内でした。英語、日本語でもサービスが受けられる。知らなかった・・・こんなことしてくれてたなんて。様々なトラブルにも対応してくれているそうです。おー!!台北…

遠くなった地面

子供の頃、よくキノコが生えてたなあ、とふと変なことに気づく。でも、多分、これは自然環境破壊云々ではなくて、子供の目は地面に近いので、よく気づいたのだ、と思う。今も、「キノコ」という言葉を聞くと、子供の頃住んでいた西宮の隣のアパートの敷地の…

ベルギーは大雪・・・

ベルギーの古本屋さんに、注文した本をいつ出荷してくれるか訪ねたら、この二日間、大雪で郵便局に行けなかったんだ、ゴメン、明日出すよ、との返事。疑う訳ではなく、どんな天気なんだろう、と気象庁の「ヨーロッパの天気」を見ると、ブリュッセルは雪。そ…

今日は「水」の日。

水曜日は「水」の日、と自分で決めて、一週間に一度、仕事に関わらない時間をしっかり作ることにした。烏來まで温泉につかりに行くか、プールか、少々迷いつつ午後よりプールに。今日のように冷え込んだ日はプールも空いていて、コースを独り占めできるのだ…

明けましておめでとうございます。

元旦は多分仕事はひま(本当にそうだった・・・涙)と見込んで午後より相棒とその友人ふたりの合計四人で宜蘭(イーラン)までドライブ。特に細かく予定を立てずに、気ままに「観光地」を訪れ、「名物」をわざわざ並んで食べ、それが楽しかった。 「名物」に…