書店

コーヒー豆の思い出

つい最近までコーヒーは近所の頂好(ディンハオ)で既に豆が挽いてある真空パックを買っていた。 ところが、ある日、相棒が板橋(バンチャオ)の会社の近くに自家焙煎の美味しいコーヒーショップがある、 と言ってそこのを買って来てくれた。 家にはグライン…

今朝の思い・・・

胡蝶書坊で販売している本はどこでも買える。インターネットがこれだけ発達して、アメリカ、イギリスはもちろん、ドイツ語圏、北欧諸国、チェコ、など海外主要国の古書の情報は多少の外国語の煩わしさをいとわないならば、誰でも入手できる。その煩わしい外…

年の瀬を迎えて・・・

皆様のおかげで、今年もなんとか年を越すことができそうです。まだ二足目のわらじを脱ぐことは当分できそうになく、それを脱ぐことができない限りは「プロ」とは言えないのだ、ということを肝に銘じて、新たな一年を大切に刻んで行きたい、と思います。 「邪…

台湾の本屋の平台を見て・・・

今朝の淡水(タンシュイ)の最低気温は7度でした。一桁になるのはこの冬初めてではないかな。今日は何か机に向かっていてもダメな気がしてズンズン外を歩く。バスで包装資材を買いに行き、帰りは歩く。防水クラフト紙は文房具屋さんに。ここも行きはバスで、…

あこがれの書店の新装開店、おめでとうございます。(勝手にリンク)

かつて京都にあったブックカフェ、黒猫堂の高橋さんが生前「私の憧れの古書店です。」と言っておられたかの佐藤真砂女史の古書日月堂。10月12日(月)に新装開店されました。 (勝手にリンク:http://www.nichigetu-do.com/index.php ) 本日、新装開店され…

お金を使ってもできないこと

個人経営の書店が生き残って行く上で、大切なこと。 それは、「お金を使ってもできないこと」を実現していくことに尽きる。 当たり前だ。 金(カネ)がないのだから、「お金を使えばできること」であれば、大資本に負けるに決まっている。 それを充分にやれ…

午後より大雨

お昼過ぎ、久しぶりに「打ち合わせ」なるものがあり、これまた久しぶりに繁華街を歩く。 短パンばかりで過ごしている毎日に、急にチノと革靴を穿くと皮膚が呼吸できないような圧迫感を感じる。 もう、スーツなんて着れないかもしれない。あっ、そもそもネク…

日本書をほしがるドイツの古本屋さん

ドイツの古本屋さんとメールのやりとりをしていて、逆に「これこれしかじかの本を手に入れたいのだが、方法はあるか?」と問い合わせを受ける。 彼の代わりに調べてみるとamazon.co.jpのマーケットプレイスで4件、「日本の古本屋」で2件が見つかる。 でも、…

この夏はじめての蝉の声

今年初めて蝉の声を聴く。 台北の町で最も普通に聞くことができるタカサゴクマゼミ(Cryptoympana takasagona)という蝉です。 台湾に来たばかりの頃に買った昆虫図鑑にはクマゼミ(Cryptoympana facialis)と記載されているのですが、どうやら最近の(?)研究…

あっさりと英語で返事が・・・

ドイツの古本屋さん、あっさりと英語で返事が来ました。 よかった、そしてこれで再び僕はドイツ語の勉強をせずに・・・ 明日、現金書留を送ることに。

あらためて語学に目覚めた(?)瞬間

どうしても仕入れておきたい本があって、ドイツの古本屋さんにメールを出す。 ホームページもなく、あるのはメールアドレスだけ。 クレジットカードは使えず、知らせて来たのは銀行口座。 でも銀行口座に振り込むと手数料だけでその本の送料込みの価格を越え…

中国の美しい本

昨日は中国大陸の本について色々教えてもらおうとあらかじめ連絡を入れておいた上海書店 http://www.shanghaibooks.com.tw を見学。 家から歩いて10分ほど。 僕がおよそどのようなものを狙っているかを話すと博識な店長さんが次々と棚から本を引っ張り出して…

青田街の古書店

小龍包で有名な鼎泰豊(ディン・タイ・フォン)や、マンゴーのかき氷で有名な冰店(ピン・ティエン)などがならぶ観光スポット「永康街」(ヨンカンチエ)にほど近い「青田街」(チンティエンチエ)に古書店を見つけました。「蠹行」(ドゥーハン)、漢語ピ…

かせぐぞ!の心意気

昨年でしたか、一昨年でしたか、お取引をさせていただいているある方のパートナーの方から「来年は稼ぐぞ!」というお便りをいただいたことがあります。 本にまつわる仕事をしている若い人から、「稼ぐぞ!」という言葉を聞いたのが、あまりに新鮮で、健康的…

わくわく

ツェトルの作品を「その他図譜類」に入れてみて、あらためて「自然誌/博物図譜」のところ、もっと充実させねば、ということに気づきました。 オリジナルを入れる、というのは遠い遠い憧れではありますが、今はひたすら複製(reproduction)で質の良いもの、お…

本屋のことを考える夜

本日、カテゴリーを無事、編集し直しました。さて、情熱を持って本屋さんに勤めている人、またこれから本屋さんを始めようとする人が何度も読み返すと良い本に平凡社の太陽レクチャー・ブック005「本屋さんの仕事」という一冊があります。 すでに出版されて3…

烘爐地

きのうのことが嬉しくて、相棒に電話をし、翻訳を手伝ってくれている友達や、大阪のミルブックスの福井さんにまでメールをしてしまう。 福井さんの「どんなにきつかった時にも、通販のみにしなかった」(福井さんのミルブックスは事務所をお客さんに開放した…

莽葛拾遺

DVDで久しぶりに「アデルの恋の物語」を見て、注目する場面といえば、アデルが手紙(日記?)を書くために本屋で頻繁に買い求める紙は一体何と言う紙なのだろう?とか、その本屋の主人が彼女へのプレゼントに(こともあろうに)「レ・ミゼラブル」を包む、そ…

故宮にて2

相棒が友人の誕生日のために本をあげたいから見繕ってよ、という。 ありがたく選ばせてもらうことに。 配送用の封筒はあるものの、包装紙を準備していなかったので、故宮からの帰り、かつて住んでいたところにある小さな文具屋に立寄り、薄手のクラフト紙を…

秋の朝市

2日(木)、朝早く起きて、市場へ。(古書市場ではなく、野菜です。念のため。) レモン三個13元(=44円)、じゃがいも三個とにんじん二本で30元(=132円)なり。 やはりよく使われる野菜は安い。 今まで10年間、ずっとスーパーで野菜を買っていたなんて....…

秋晴れ

気持ちよく晴れた月の最初の一日。 朝、サクッと本の中身の写真をとって、アップ。さあ、9月の経理処理もサクッと仕上げるか、と思ったものの、こんなに良い天気、残りの人生あと何度あるかわからない、と思い直し、出かけることにした。郵便物を投函しに行…

台風一過

といっても、台風の進路の関係か、日本のようにカラッと晴れるという訳にはいかず、ぐずぐずと曇っている。早く中身の写真をとりたいのに。 しかも台風17号がフィリピン付近にあって、進路によっては週末台湾上陸の可能性も。 (台北旅行を予定されている皆…