午後より大雨

お昼過ぎ、久しぶりに「打ち合わせ」なるものがあり、これまた久しぶりに繁華街を歩く。
短パンばかりで過ごしている毎日に、急にチノと革靴を穿くと皮膚が呼吸できないような圧迫感を感じる。
もう、スーツなんて着れないかもしれない。あっ、そもそもネクタイを全て捨ててしまったのだった・・・
でも、やはりいざという時のきっちりした服装は一揃え持っていないと、と反省。


忠孝東路と市民大道にはさまれたエリアの路地にいつの間にかこじゃれた店がぎっしりと存在していることに驚く。
人と久しぶりに話し込んだ一日。どうするか、どうなるかは別として、「本」というものに抱く思いを同じくする人が胡蝶書坊サイトを見ていてくれたのだ、という事実には勇気をもらえた。


帰宅した途端、猛烈な豪雨。近づきつつある台風の影響かな?これだけ強く雨が降ると、実に爽快。
ドイツの古本屋さんから「現金書留が届き、本を送ったよ」、とのメール。
うれしい。届くのはあたり前なんだけど、9%ぐらい、「本当に無事届くのかなあ」との不安はあったのだった。
こんなアナログな方法で送金する人、今までいなかったろうなあ、と彼女に感謝。
本は3週間ほどで届くだろう。ここにも7%ぐらい、「無事に届くだろうか」との不安はあるのだけれど、多分、そういう不安があるからこそ、本当に届いた時の嬉しさがひとしおなのだ、と思う。将来、いつか、こういう本屋さんを訪ねて、「あの時はありがとう」という機会が持てたら楽しいだろうな、とちょっと妄想。