烘爐地

きのうのことが嬉しくて、相棒に電話をし、翻訳を手伝ってくれている友達や、大阪のミルブックスの福井さんにまでメールをしてしまう。
福井さんの「どんなにきつかった時にも、通販のみにしなかった」(福井さんのミルブックスは事務所をお客さんに開放した「ショールーム」)という言葉がずしんと響く。
品揃えの充実と本を見ていただける「空間」といういままでぼんやりとしていた「課題のようなもの」がはっきりと「目標」になった。
ほんとはもう一人メールをしたい人がいた。
亡くなった京都bookshop黒猫堂の高橋さんだ。


ゆっくり起床し、本の解説の続きを書く。
夕方はMRT南勢角で相棒と待ち合わせて、烘爐地(中和市の山の上にある廟。普通、いわゆる中国語ではなく、ハーローデーという台湾語の読み方で呼ばれています。)のてっぺんまで歩く。
雪山登山一週間前の気休め程度の訓練。
先週20年ぶりに購入した登山靴の足慣らしも兼ねて。
今日はよく眠れそう。