ECHO of Things Chineseの実感を伴った宣伝です。

今、ECHO of Things Chineseの簡単な内容解説を書いています。
記事に目を通していると、なんだか部屋にじっとしているのがもったいない、外に出て、台湾に残る旧跡や行事に無性に触れてみたくなってきました。
ECHOが発行されたのは1970年代。
現在の我々がすでに目にすることができなくなってしまったものが、この雑誌の中にギュッと詰め込まれていることをあらためて実感しています。
なんと行っても1999年9月21日に発生した台湾大地震は多くの古跡の姿を無惨なまでに破壊してしまいました。
台湾中部の名家、霧峰林家の清朝末期の邸宅もそのひとつ。
台中県の文化財保護を担当する部署のホームページを見ると、未だに修復中で参観はできない、という状態。ECHOでは在りし日の美しいその姿をカラー写真で見ることができる、ということがなんだかショックでした。
12年台北で過ごしながら、まだ見たことのない古跡や行事がこんなにもある!
今日、なんとか解説を書き上げ、明日は林安泰の邸宅を見学にいくことにします。
18世紀末あるいは19世紀初頭に建てられた閔南建築の邸宅。
ECHO当時はまだ移築前。林家の家族が実際に住んでいたのではないでしょうか?