昨日、「古本ソムリエ」山本善行さんよりお便りをいただく。
京都黒猫堂の縁で知り合えた方だ。
おまけに僕のサイトをご覧頂いている由、ご自身のブログにリンクして下さっていた。
僕があこがれている古本の世界にほんの少し仲間入りさせていただいたようで、やたらとうれしかった。
そしてその日の日記には黒猫堂のことを書かれていた。


黒猫堂の高橋さんは本当の意味で打ち解けた友達になるために手を差し伸べてくれていたのに、僕が馬鹿な遠慮をして「また今度」と伸ばしているうちに亡くなってしまった。
それ以来、人と会うこと、知り合うことにもっときちんとした態度で臨むようになった、と思う。


今も高橋さんと交わしたメールを時々読み返す。
あっけらかんと書いていたけど、随分苦しい時もあったと思う。
読み返して勇気をもらうのだ。