2008-01-01から1年間の記事一覧

莽葛拾遺

DVDで久しぶりに「アデルの恋の物語」を見て、注目する場面といえば、アデルが手紙(日記?)を書くために本屋で頻繁に買い求める紙は一体何と言う紙なのだろう?とか、その本屋の主人が彼女へのプレゼントに(こともあろうに)「レ・ミゼラブル」を包む、そ…

写真の効能

少し気持ちがザラついている時には、アルバムを取り出して、生まれて初めて雪を見て、雪に触ってはしゃいでいる台湾の友人が写っている写真をながめてみる。 ふっと気持ちがリセットできる。

覗く、ということ

遅きに失した感もあるのだけど昨年、ちょうど一年前、ニューヨークで開かれた吉行耕平の写真展の図録を入れてみることにした。1980年、せぶん社より「ドキュメント公園」という書名で発表された写真を含むいわば「覗き」の写真展。夜の公園で「コトに及ぶ」…

トマス・ビュイック(あるいはビューイック)の挿絵

かのウィリアム・ブレイク(William Blake. 1757-1827 )とほぼ同時期にイギリスで活躍した版画家にトマス・ビュイック、あるいはビューイック(Thomas Bewick. 1753-1828)という人がいる。 手元の本をあたるとW.H.ハドスン著/黒田晶子訳「鳥たちをめぐる冒険…

部屋に小さな蛾が入り込んで来た。 階段の踊り場が壁ではなく、低いフェンスで囲われているだけなので、灯火を慕って蛾がやって来ることがある。 何かの拍子でそんなのが入ってしまったのだろう。 昆虫採集への情熱は今は無くなってしまったが、こういう蛾を…

故宮にて2

相棒が友人の誕生日のために本をあげたいから見繕ってよ、という。 ありがたく選ばせてもらうことに。 配送用の封筒はあるものの、包装紙を準備していなかったので、故宮からの帰り、かつて住んでいたところにある小さな文具屋に立寄り、薄手のクラフト紙を…

秋の朝市

2日(木)、朝早く起きて、市場へ。(古書市場ではなく、野菜です。念のため。) レモン三個13元(=44円)、じゃがいも三個とにんじん二本で30元(=132円)なり。 やはりよく使われる野菜は安い。 今まで10年間、ずっとスーパーで野菜を買っていたなんて....…

秋晴れ

気持ちよく晴れた月の最初の一日。 朝、サクッと本の中身の写真をとって、アップ。さあ、9月の経理処理もサクッと仕上げるか、と思ったものの、こんなに良い天気、残りの人生あと何度あるかわからない、と思い直し、出かけることにした。郵便物を投函しに行…

台風一過

といっても、台風の進路の関係か、日本のようにカラッと晴れるという訳にはいかず、ぐずぐずと曇っている。早く中身の写真をとりたいのに。 しかも台風17号がフィリピン付近にあって、進路によっては週末台湾上陸の可能性も。 (台北旅行を予定されている皆…

アロイス・ツェトルの画集

今回の台風は今年一番の強烈なやつらしく、日本の気象庁の台風情報を見ると、「強さ:猛烈な」となっている。たしかにまだ上陸していないのに、風も雨も前回より強い。アロイス・ツェトルの画集が入荷したので、中身の写真をとろうと思っていたのに、台風が…

故宮にて

またまた台風が近づいていて、台北は雨の週末。 中秋を過ぎたあたりから街角にふかした菱(ひし)の実や落花生を売る屋台が現れるようになった。 秋の到来だ。 とは言っても、今週あたりは残暑(「秋老虎」と言う。)が厳しく、カッと照りつける太陽が刺すよ…

ブログを書いてみることにしました。

かつては開店日記をアップルコンピュータのiWebを利用して書いていました。どうも使い勝手がわるく、コメントが書き込めないなどの問題が頻発していた上に、無料で提供されているブログサービスよりはるかに機能が劣っていたので、今回はHatenaを使ってみる…