ECHO of Things Chinese(漢聲雑誌の前身)

漢聲雑誌の前身、"ECHO of Things Chinese"がすこしづつ入荷しています。
まだ全貌を理解するにいたっていないので、まず整理を行い、年末にはなんとか胡蝶書坊サイトでご紹介の予定です。
中身は全て英語。
発行当時(1970年代)は中華航空(China Air Line)の機内にも置かれていた(機内誌として無料配布だったかどうかは不明)そうで、月刊誌(時に二ヶ月分を合併)でした。


現在の「漢聲雑誌」が「中華」の文化の保存・伝承を強く意識しているのに対し、ECHO of Things Chineseはより身近に「台湾」を紹介する記事も多く、台湾在住の芸術家、台北萬華地区や台南の古跡、玉山(英語ではMt. Morrisonという名称が使われていました。)や雪山に代表される台湾の大自然などの特集も組まれています。


写真は萬華地区を特集したVol.5, No.4/5 (April/May, 1975)の表紙。