「名乗る」ということ

こちらから日本の会社や団体にメールを出し、先方からの返事に名前が書かれていない、ということがしばしばある。
たとえば、使用しているソフトウェアの具合がどうもおかしくて、某大手コンピュータ会社にメールを出す。
こちらは、小原久直、と名乗っている。
ところが、返信には「サポートチーム」とだけ。
一体誰が担当しているのか、わからないのはどうも不安。
個人情報保護?
こういうことには「慣れなければ」ならないのだろうか?


初めて会う人にこちらは名刺を渡しているのに、むこうからは名刺をもらえない、そんな気分になる。
相手にそのことを問うと、ふたたび「ななしのごんべ」さんより、「そういうことになっておりますので、ご了承下さい。」との返事。
す、すばらしい・・・・これって「回答」になっていないどころか、この会社において「名乗らない」ことはまるで物理の法則や数学の定理のように、そういうことに「なっている」のだ。うーむ、参った。


名乗る、ということ。これは最低限の責任だ、と思う。


結局、サポートチームに解決を依頼した問題は解決しないまま。「ななしのごんべ」さんからはふたたびメールはなかった。
やはり名乗らない者に責任のある対応は望めないのではなかろうか?