いいじゃないか、と思えた夕方

自分のやっていることは邪道なのではないか、と思う時があります。
正統的な古本屋さんというのは、古書組合に所属して、入札に積極的に参加して、あるいは買い取りをどしどしやっていて・・・(古書組合について言うと、台湾にはそういう組織はなく、古書店はもっぱら買い取りです。)

なので、海外の古書店と連絡をとって、値引きを要求して、などとやっている方法は邪道なのではないか、と時折、自分の方法にうしろめたい、とは言わないまでも、少し、負い目のようなものを感じていたのが正直なところでした。

ところが、もう一度「たのしい写真」を読み返す中で、「いいんじゃないか」と思えて来た。全然畑違いの本なのですが。

昨日、郵便屋さんが置いて行った小包。二階の僕に大声で「置いとくよ!」と一声かけてくれます。この自転車は上の階の人のもの。


デンマークからでした。切手がいかにも、ですね。少し古い小さな図鑑とFlora Danica(「デンマーク植物誌」)の図版を複製した本が入っています。ご紹介は11月中に。中国の本は来週、じっくり選んで来ます。もうしばらくお待ちを。