晴天の重陽

今日は旧暦9月9日、晴れてサラッと気持ちのよい重陽節句だった。
台湾は休日にはならず、香港は休日だったそうな。
重陽と言えば、菊。でも、これは日本だけ?
もうずいぶんと菊の花のにおいを嗅いでいない。
部屋が「仏壇化」してしまうのを覚悟で、明日あたり、朝市で菊の花を買ってみようか。


午後、アポなしで上海書店へ。
ちょっとT店長に相談したいことがあったのだが、外出しておられた。
帰宅後メールをする。
実はお父様が亡くなって、先週お葬式であったことを知る。
こういう時に、きちんと中国語でなんとお悔やみを書いて良いのかわからず、でも、心に浮んだ言葉を短く記す。明日、電話してみよう。
呂敬人の装幀した「北京民間生活百図」が以前からずっと気になっていたのだが、値が張って決心がつかなかった。エイっと決めて、入れてもらうことにする。
11月初旬には、いつくか毛色の変わった本が入って来る由。
ある飲食業の方が始める小さな本屋さんにT店長のことを紹介しておいたら、いくらか注文があったようだった。返事にその御礼が書かれていた。良かった。
この小さな本屋さん、胡蝶書坊からも何冊か買ってくださった、うん、売れてくれると良いなあ、と他力本願の夢を見る。
(この本屋さん、11月15日にオープンですので、あらためてご紹介します。)


夜、急に腹が減って、冷蔵庫に残っていた木綿豆腐に、ごま油で煎ってカリっとさせたじゃこを乗せ、しょうゆをかけたらもんのすごく旨かった。やはり豆腐は絹より木綿。和食(?)万歳!