最後のStudio Voiceを読んで思ったこと

ひさしぶりに日本の雑誌を購入。
休刊という名の実質廃刊であろうStudio Voiceの最後の号。(7月25日付記、訂正です。僕が購入したのは最後の号ではなく、8月6日発売の号が「最後の号」でした。)
アリャ?日本語ってこんなに難しかったっけ?
僕にとって外国語である中国語で書かれた台湾の新聞の社説よりも、Studio Voiceの中に書かれた日本語って難しい・・・
たとえば、井上究一郎訳のプルーストは丁寧に選ばれた言葉で、澁澤龍彦は優しい(かつ、易しい)でも彫琢された言葉で、それぞれ巧みに僕を深みや高みに連れて行ってくれるのだけど、このStudio Voiceの中に書かれた文章は僕をどこにも連れて行ってくれないような気がした。