学生たちは夏休み

7月に入ると学生たちは夏休み。
夜のコンビニの入口付近でちょっとやんちゃっぽい若者たちがたむろする光景も日本と同じ。
いや、日本ではそんな光景はもはや目にしないのかも知れないな。


僕の住むこのあたり、大通りはシャッターが降り「租」(貸家)の張り紙が目立つけど、路地を歩くと昔からの個人商店が元気に店を開けている。


最近朝食をそういった店で買い、持ち帰って食べる、というのが楽しい。
今、気に入っているのは、冷たい豆漿(いわゆる豆乳)と葱の入った「焼餅」(シャオピン、ほとんどパンです。)、合わせて35元なり。(103円ほど)


地元の人々に人気の店で、早い時間は結構人が並んでいる。
大きなドラム缶状の「釜」の内側に「焼餅」を貼付けるようにして、焼いていく。
早朝3時には仕事が始まっているようで、午前中で店は閉店。本当に朝食だけを売る店なのだ。


ここで豆漿と焼餅を買って、近くのコンビニで新聞を買う。新聞はだいたい4種類の中から、その日の一面の記事でどれを買うかを決める。コンビニを出て毎朝同じ場所に座っている工事現場の管理人さんに「早!」(ツァオ!、おはよう)と声をかけて、これが僕の一日の始まり。


こんな毎日にひとつだけ、うむ、やはりこの路地に銭湯があるともっと楽しいだろうな、とないものねだり。でも、台湾に銭湯がないからこそ、台湾の友人を日本の銭湯でもてなすことができるのだなあ。


さて、パリ、デロールの理科教育用の図版を集めたL'école de la nature、他、少し夏休みっぽいタイトルを胡蝶書坊(ここをクリック)に更新準備しました。0時00分、あと30分ほどで更新される予定です。