猫の報復?

朝はポツポツと小雨が降っていたのですが、昼近くなると夏空が広がり出し、あっという間に35度。
友人のバイクの後部座席にまたがり、信号待ちをしていると、強い太陽にむき出しの足の甲がチクチクするほどです。

二週間ぶりにあの鷹の巣(こちら)のある大きなガジュマルの樹を見上げても、すでにもぬけのカラ。
もう巣立っていったのでしょう。
今まで気づかなかったのですが、6月というのは鳥たちの巣立ちの季節だったようです。
小さな翼を細かくふるわせて親鳥に餌をねだる雀の子をあちこちで見かけましたし、商店街の軒下の巣の燕ももう飛び去って行った様子。
会社勤めをしていた頃は日中は事務所か店にいましたから、こういう光景に気づくこともなかったのだなあ。
ややこじつけですが、台湾の学校の卒業式もそういえば6月です。


いつも外に出しっ放しにしてある「つっかけ」がなぜか濡れている、と思ったら、くっ、くっさあ〜!!どうやら猫に小便を引っ掛けられた様子。
ひょっとして昼寝の邪魔をした(こちら)報復?
猫という動物を生まれて一度も飼ったことがないので、猫の性質は良く理解していないのですが・・・


さて、こんな本も入りました。漢聲雑誌の北京事務所が編集した一冊。中国、ニンポー(寧波)のもち(年糕)料理の本。手みやげのふろしきのようなカバーがチャームポイント。できるだけ早くご紹介の予定です。


そうだ、明日はそうめんにしよう、と夜中に鰹と昆布でダシをとる。
本当は朝、蝉の声を聞きながらダシを取るのが好きなんですが、明日はちょっとバタバタしているので。
そうそう、蝉は台湾語では「セン」と言います。中国語では「チャン」(chan)。
台湾語の音(オン)というのは、古い中国の言葉、たとえば唐の時代に長安で話されていた言葉に近いものを残しているらしいので、日本語の「セミ」という音は、その唐の時代の中国語から来たのかな、とふといにしえに思いを馳せながら、黄金色のダシがとれました。(鰹、入れ過ぎた・・・もったいない・・・)