端午の節句

明日は旧暦の5月5日。端午の節句です。
朝、郵便局に行って、はじめて明日から四連休だということに気付きました。
明日からの4日間は郵便局もお休みで商品の日本への発送ができないのです。
本当にうっかりしていました。申し訳ございません。
発送作業は6月1日(月)からとなりますので、何卒、ご了承ください。


うむ、やはり一人で仕事をしていると世間の通常の動きに疎くなっているのを感じます。
いかん、いかん。


さて、端午の節句といえば粽(ちまき)です。各家庭でお母さんたちが「我家の味」をこしらえます。出身地によっていろんなタイプのものがあるのですが、いずれも日本のあのほんのり甘い、あっさりした白い餅米の粽ではなく(といっても、母がこの甘い粽が好きではなかったので、僕は子供の頃に粽をたべたことはほとんどないのですが)、豚肉、しいたけ、栗、卵黄、などが餅米の間にたっぷり入ったかなりボリュームのある(従ってかなりカロリーも高い)ものです。日本では中華粽という言い方をしますね。


毎年、どこかの家庭の粽のお裾分けに預かるのですが、冷凍しておき、食べるときに蒸し器で蒸せば、いつでもおいしく頂けるので、とっても重宝しています。今年も何通りか、味比べできそうです。


セブン・イレブンでも少し前から予約を受け付けていましたし、スターバックスまでも便乗して「粽」に似せたお菓子を販売し始めます。http://www.starbucks.com.tw/products/cake/products_cake_Dragon-Boat.jspx 


日本のように鯉のぼりやカブトを飾る習慣はありません。なので、時々、台湾の人が「日本的な味」を広告写真やコマーシャルで出そうとして、全く関係のない季節に鯉のぼりが突然登場したりして面食らうことがあるのですよ。


そろそろ京都では「水無月」が販売される頃でしょうか。
出町の「ふたば」でふたつかみっつ買って、御所でパクつく、というかなり邪道な食べ方をよくしていたなあ。
あのほんのり甘い涼しげな菓子をひさしぶりにパクついてみたい。