今日も朝市へ

一日の始まりを朝市で。
朝市の活気に身を置くと、その日は「よし!」という気分になります。
それは「安く買い物ができた。」という多分にセコい満足感と、「今日はきちんと旨いものを作るぞ」という意気込みのせい?
実は肉屋にはまだ入ったことが無かったので、今日は意を決して肉屋へ。
朝さばいた肉をその場で売っているので新鮮であることはわかっているのですが、「各部位を台湾語で聞かれたらどうしよう」(台湾語はしゃべれないのです。)とちょっとキンチョー、今まで避けていたのです。


いかにも「肉屋のおばちゃん」という風情のがっちり陽気なおばちゃんに「豚ロース500g」を塊でもらう。
90元。
これはスーパーマーケットで解凍して売っているであろう肉の約半分の値段。
今日は回鍋肉(ホイグオロウ)を作ってみようと思っているのです。
酒をすり込んだ肉をまず蒸し上げることから始めます。


僕の住んでいるあたりは、日常会話に台湾語と使う人々と所謂「中国語」(北京語がもとになった公用語)を使う人々が半々ぐらいなので、結構、市場の中では中国語も飛び交う。
でも、店(露天ですが)によっては、台湾語でしゃべりかけてくるおばちゃん、おじちゃんもいて、こちらが「中国語」で「これいくら?」と訊ねても、台湾語で答えが返って来ることが多く、うむ、少なくとも数字と「もっと安(やす)してよ。」ぐらいは台湾語でマスターしなければ、と実は先週、友人に教えてもらって練習していたのですが、今日は使う機会がなかったです。(ちょっとホッとしている。)