台湾デザイナーズウィーク'09(台灣設計師週'09)

今日(2009年8月28日)から9月6日(日)まで、台湾デザイナーズウィーク'09(Taiwan Designers' Week '09)が華山1914(Huashan1914 Creative Park)をメイン会場に開催です。
詳しい情報はこちらで・・・
http://www.designersweek.tw/2009/


メイン会場の「華山1914」はかつて日本統治時代に日本酒の工場、台北市役所、貨物鉄道の駅、などがあったところで、今は古跡に指定されています。そしてその古跡が様々な文化活動の展示場として活用されているのです。
「華山」の由来は、初代台湾総督「樺山資紀」(かばやますけのり)の名前から。
国民党政権に移行してから、「樺山」を「華山」と改名(中国語の発音は同じ。)したものです。
(この改名の仕方はなかなか鮮やか、といえなくもない。)
この「華山1914」については、こちらで・・・
http://web.huashan1914.com/index.php 


僕は来週火曜日に足を運ぶ予定。
中で写真撮影がOKであれば、ここでご紹介します。


各企業に所属する台湾のプロダクトデザイナーたちが、企業の枠を越えて集結し、自らの作品(多分、おもにプロタイプであるのだと思います。)を展示するこの企画、台湾ではまだまだ「誰々のデザイン」という観点で製品が注目されることが少ない状況の中、もっとプロダクトデザイナーの存在をアピールしていこうと開かれるものです。
今年で三回目。台北にお住まいの方、あるいはちょうど台北をこの期間に訪れる方、ありきたりの観光スポットは避けて、台湾のプロダクトデザイナーたちの奮闘ぶりをご覧になってはいかがでしょうか?