ガジュマルがたくましく茂る町中のとある公園を歩いていて・・・

聞き慣れない鳥の鳴き声にふと見上げるとうっそうと茂るガジュマルの枝にまだら模様の猛禽類の腹が見えました。
さらに注意して見るとすぐそばに大きな大きな巣。
どうやら親鳥が巣立ち前の幼鳥を外に誘い出そうとしているようでした。
幼鳥は巣の上で何度も何度も羽ばたきを繰り返し、それでもなかなか巣から離れることができない様子。


いっしょにいた友人が帰宅してからその猛禽類の種類を調べてくれました。
中国語で「鳳頭蒼鷹」(Accipiter trivirgatus)と呼ばれるタカの一種だったようです。
おそらくハト(「斑鳩」と呼ばれるハトが台北にはごくごく普通に見られる。)を食べるのではないか、とのこと。

DiscoveryやNational Geographic Channelなどでしか見たことのなかった猛禽類の営巣の様子を間近に観察できて、ちょっと興奮。良い日曜日になりました。