卯月のついたち

友達からいよいよ夏の始まりだよ、というメールをもらって、はて?と思いよくよく暦を見ると旧暦の4月1日であった。
卯月といえばなるほどもう夏だ。


人と約束していた食事が先方の都合で難しくなったので、そうだ、と思い、「ハルミンの読書クラブ」をカバンに入れて、一人で少し美味しいものを食べに出る。


「長期にわたり息つく暇さえなかった仕事が一段落して私は解放的な気分になり、夏の終わりだというのに水着と財布を手提げに詰めて、生きたかった場所へどんどん出かけました。・・・・」


この章を読んでいたら、たまらなく海に行きたくなった。
そうだ、今年の夏はたっぷり海に行こう。


前にも書きましたが、台北は海にも、山にも、温泉地にも、近いのです。
お世話になったことのある弁護士さんが山登りに誘って下さった時に「台北という町は一時間あれば自然にすぐ触れることが出来るとこがいいでしょう?」とちょっと誇らしげにおっしゃていたことをうなずきながら思い出す。