元宵節

昨夜は「元宵節」でした。
旧暦の1月15日。
満月です。


これでいよいよお正月も終わり。
僕の住む國父紀念館のあたりは、灯籠祭り(燈節)にくり出す人々でにぎやかです。


毎年元宵に開かれる「灯籠祭り」。
美しいのは平溪(ピンシー)という山あいの村で開かれるものでしょうか。
大人の胸の高さほどもある大きな灯籠に願い事を書き、火を入れ、天へ放ちます。
夜、一斉に放たれる光景はそれはそれは幻想的なものとか。
(夜は人出がものすごいので、昼間に灯籠を揚げにいったことしかないのです。)


昔、しばしば山賊が出没するこの村で、村人が老人・女性・子供たちを山奥に逃がし、山賊が去った後、その合図として天に灯籠を放ったのがことの始まりと聞きました。


Youtubeで、「平溪」「天燈」という言葉を入れて検索してみて下さい。
そろそろ今年の光景がアップされるのではないか、と思います。