中国語の試験を受けてみました。

一昨日は「中国語コミュニケーション能力検定」なるものを受験。
長く台湾に住んでいはいるものの、果たして自分の中国語の客観的なレベルはどんなものか知りたくなったのです。
ひさしぶりに「テストの緊張感」を味わいました。
おまけに問題文はすべて簡体字 (Simplified Chinese)。
まず、問題文を読み取るだけで必死、時間ギリギリで無理矢理解答を埋めたような状態。
結果は一ヶ月後。


台湾で使用されている漢字は繁体字 (Traditional Chinese) と言って、ちょうど日本の旧字体の漢字のようなもの。古本を良く読まれる方にはおなじみの漢字です。
たとえば「学」は「學」、「楽」は「樂」、「写」は「寫」、「体」は「體」、
「亀」なんて「龜」ですから、いまだにこの字は書けません。
(ここのところ文字化けするかもしれませんね。)
でも、この「龜」、実にカメの形態そのもので、何とも微笑ましい。
僕はこの繁体字には愛着があるのです。
現在繁体字を使用しているのは、台湾と香港だけでしょうか?
中国大陸はもちろんのこと、他の中華文化圏、たとえばシンガポールやマレーシアでも中国語使用の場合は、たしか簡体字だったか、と記憶しています。


できればこの繁体字、残っていって欲しいものです。


さて、今年も残すところ二週間ほどとなりました。
胡蝶書坊サイトの更新も明日17日(水)とあと年内一回できるかな、というところ。
明日は予定通り、ECHO of Things Chineseと絶版の「漢聲雑誌」の第一弾。
この機会をお見逃しなく!


また以前にも少し触れましたJacqueline & Maurice Guillaudのコンビによるデザインの画集、ゴシック期からルネサンス期のイタリア画家の作品集がいつくか入荷の予定です。
これは年末、あるいはお正月明けのご紹介になるかもしれません。


それから少し思い入れのあるポール・ボキューズ(Paul Bocuse)の家庭料理の本(英語版)も入荷しています。こちらも年末、あるいは年始にご紹介の予定。
お楽しみに!