空を見上げて・・・

昨日、デンマークから届いた31枚のクリスマスカード。
さて、これをどうしよう、というのはこれからゆっくり考えます。
気づいたのは、空。
雪原に降り立った天使の背後には低く垂れ込めた雲間から光が漏れている・・・

新年を祝うカップルの上空にはうっすらと雲に覆われた月が描かれている・・・

ベタっと塗ってしまえばいいような雪景色の空にも、夕焼けの兆しのような色が添えられている・・・

カードの中の小さな空を見ていて、ふとかつて自分が過去に見上げた様々な空を思い起こす。
こういう空を見ていると少し泣きたいような、不思議な気持ちになる。
今日も台北でグガーっと空を見上げました。
もうすぐ夏だぞ、という色をしていた。
今日一人で見上げた空もいつか思い出すことがあるかもしれない。
古本や古いカードはきっとそういう「装置」の役割を果たしてくれる。
同じ古本屋さんがこれからはクリスマスの本を揃えてくれる、
というので、カードと古本とで今年の冬にどういうことができるか
・・・つーか、目の前の、先にやるべきことがもっとありますね。
あるでしょ!はい、やります。
(下はスウェーデンのカードです。)