野分のまたの日こそ

いみじうあはれに・・・
という清少納言の文章に生まれて初めて触れたのは中学校の副教材だったでしょうか。その時、え?、平安時代の人も今の人と同じような感性をもっていたんだ、人間なんだ、というとても間抜けな、でも結構ショッキングな感想を持ちました。
それまで平安時代の人ってきっと猿と現代人の中間ぐらいの知能しかないのではないか、と漠然としかもかなりまじめに思っていたのです。


幸い今回の台風は大きな被害はもたらさず、まさに「恵みの雨」を降らせてくれたようです。
今、太陽の光も注ぎ始めました。
野分のまたの日は朝の市場の出店もやや少なめ。
いつもおいしいキャベツを運んで来てくれる角の小さな出店が今日はなかった・・・


いつの間にか立秋を迎えて、気のせいか7月の初めの頃のあの新鮮な感じの夏はすでにどこかに行ってしまった。
8月も下旬に入ると、プールに飛び込んだときの水の温度が若干低く感じられます。
毎年、水の温度と空の色で夏が去り行くのを体感する。
今年はどれだけ泳いだろうか。
プールの季節(台北の屋外プールは5月から9月末まで。中南部では一年中開放。)も残り少なくなりました。
来週はしっかり泳ぎたいと思います。